インフルエンザそして
ノロウイルスが蔓延する季節がやってきた。
ノロウイルスの
予防対策として今年はヨーグルトが大きく注目を
浴びている。
ノロウイルスの予防にヨーグルトが効果アリ!?
今年度は12月以降のノロウイルスの患者数が例年を上回っており、
集団感染による小学校の閉校などのニュースが大きく話題を
呼んでいる。
ノロウイルスに有効な特効薬や予防接種は未だ発明されて
いないため、残念ながら大流行を未然に防ぐ方法は無いと
言われている。
そのため、毎年、ノロウイルスが大流行する時期になると、
入念な手洗いうがい、調理場の衛生管理、トイレのマメな清掃
などが呼びかけられているが、
今季はノロウイルスの新しい予防策として、
母乳に含まれるタンパク質「ラクトフェリン」が注目を集めている。
このラクトフェリンは赤ちゃんを感染症から守る役目を果たしており、
免疫力を高める作用や抗ウイルス作用があると言われている。
このラクトフェリンを含んだ食品を食べることで抵抗力が高まり、
ノロウイルス感染の確率が下がるという話しだ。
ちなみにこのラクトフェリンは
ヨーグルト・チーズ・生乳にも
含まれている成分だ。
下記の記事をご覧いただきたい。
「森永ラクトフェリンヨーグルト」を販売している
森永乳業によると、100mgのラクトフェリン含有食品
を「ほぼ毎日」食べている人は、「週1回」の人に比べ、
病院でノロウイルスの疑いまたは確定と診断された
割合が6.5%も少ないという調査結果が出たという。
(exciteニュース様より引用)
この情報がテレビ番組で放送された影響で、
全国のスーパーマーケットでは
ラクトフェリンヨーグルトの品薄状態が続いている。
ヨーグルトの手に入り易さ、摂取しやすいことが、
人気の一因となったようだ。
尚、食品からの摂取だけでなく、サプリメントでの
ラクトフェリン摂取も効果が期待出る。
今年もまだまだノロウイルスは猛威を振るうと予想されている。
ノロウイルスの感染予防、体の抵抗力を高めるために、
食生活を見直すのも良いかもしれない。
最後にノロウイルスについての情報をまとめておいたので、
ご参考にして頂きたい。
ノロウイルスの説明
ノロウイルスは
急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種である。
カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になるほか、
ノロウイルスに感染したヒトの糞便や吐瀉物、あるいはそれらが
乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染するウイルスだ。
幼稚園、小学校など集団生活を送っている施設では、
ヒトからヒトに感染し、爆発的に流行するケースが多い。
このノロウイルスに感染すると、
激しい嘔吐や下痢、腹痛、
悪寒、38℃程度の発熱などの症状が出ると言われている。
症状が現れるまでの潜伏期間は10数時間~数日、
症状の持続する期間も数時間~数日と短期間である。
ノロウイルスによって死に至ることは殆ど無いと言われているものの、
感染した際の苦痛は計り知れないほどで、まれに、十二指腸炎
なども合わせて発症するケースも見られる。