カネボウ化粧品 白斑騒動 半年経過で約60％の使用者が改善

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今年の7月に起こったカネボウ化粧品の自主回収事件。

美白用化粧品を使用した箇所に白斑が出る症状が発覚し、

カネボウ及び販売会社が、症状の現れる54種類・52万個
の商品を自主回収、消費者に返金、といった流れの事件
でした。

化粧品の使用者は約25万人にいたそうで、事件発覚後も、
症状が現れた使用者が多数いることが判明。

8月後半の時点では、なんと8700人近くの発症者がいた
ことが分かり、大きな話題になっていました。

私の知人にも使用者がいましたが、話を聞いたところ、
その方は、少し痒みがあったものの、幸いにも何の症状
も出なかったようです。

白斑騒動 新たな展開

さて本日、この事件に関する新たな情報が入りました。

今回の白斑の原因を究明するべく設置された日本皮膚科
学会の特別委員会の発表によると、

どうやら、肌に白斑が現れる症状は、化粧品に含まれて
いるロドデノールという物質が原因のようで、

美白化粧品を数種類を重ねて使用した人に被害が多く出
ている傾向がある、と判明したようです。

また同社以外の商品でも、ロドデノールを使用した製品
11種類の存在を確認できたようです。

治療できるの??

続いて治療と経過についてですが、

皮膚科学会の発表によると、使用をやめて半年程の経過で、
白斑の症状がやわらいだ、回復傾向にある患者が約58％存在
するようです。

とにかく、何らかの症状があった方は、使用を中断し、半年
は様子を見た方がよさそうですね。

その他、「紫外線が関係する」、「アトピー用軟膏が効果的
との報告も」等々、発表がありましたが、コチラに関しては
まだまだ調査段階なので、何とも言えない部分がありそうで
す。

心配な方は自分の化粧品にロドデノールが含まれていないか、
一度チェックしてみても良いかと思います。

何かと美白がもてはやされる世の中。

多くの女性が透き通るような白い肌に憧れるもの当然かと思い
ます。

ただ、化粧品で肌が白くなるって、よく考えると、肌で化学反応
が起きてるってことなんですよね。

全部が全部危険と言う訳ではないだろうし、何とも言えませんが、

元々色黒だった人が美白で白くなるのは難しいのかな、やはり人間
生れたままの姿が一番なのかなぁと感じました。

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タグ：カネボウ 白斑 治療 化粧品 白斑 経過